Pakito Bolino vs OFFSEASON (Atsuhiro Ito, HIKO, Kuro Pipe Stardust)
at Super Deluxe 27th September 2010
Pakito Bolino vs OFFSEASON (Atsuhiro Ito, HIKO, Kuro Pipe Stardust)
at Super Deluxe 27th September 2010
宇川直宏の主宰するUSTREAM「DOMMUNE(ドミューン)」の前衛料理番組「五所純子の味平」に、パキート・ボリノがゲスト出演します。
DOMMUNE『五所純子の味平』
(出演:五所純子/ゲスト:パキート・ボリノ/メニュー:肉)
ステジオにて収録を観覧することも可能。
※スタジオ観覧のみ入場料¥1,500。予約はこちらから
PCでの視聴はこちらから
出演:五所純子(文筆家)
ゲスト:パキート・ボリノ
日時: 2010年9月23日(木祝)19:00~21:00
会場:「DOMMUNE」
東京都渋谷区東4-6-5 サンライズビルB1F
Tel.03-6427-4533
9月22日(水)~26日(日)アップリンクギャラリー
来日中のパキート・ボリノ率いるLe Dernier Criのシルクスクリーン作品の展示が急遽決定。場所は渋谷UPLINK GALLERY。Le Dernier Criのポスター作品に加えて、根本敬/蛭子能収/佐川一政が所属する「ハッテンバプロダクション」による平面作品の展示も予定しています。
展示初日の9/22(水)20:00よりレセプションパーティーあり。併設のバーカウンターで、パキート・ボリノが愛するマルセイユ産の香草リキュール「パスティス」を味わうことも可。お酒を片手に作家と語り合うチャンスです。(事前の参加申し込みは不要)
※詳細はアップリンクのサイトをご覧ください。
写真はアップリンクのサイトよりお借りしました。
太田螢一“悩まし時計”/Ohta Keiichi "Punctual Clock" ¥2500
Hopital Brutの号外Asiatromaの表紙と同じ絵柄ですが、刷り方はポスター仕様で、より細やかになっています。蛍光系の鮮やかなピンクや黄色を使いながらも、砂のように細かく粒状に置かれたインクの密度で濃淡を微妙に調整したり、描線を墨色でプリントした周りに判ずれしたように濃淡の色を置くことで凹凸感を出したりと、鮮やでいて渋い太田螢一×Le Dernier Criならではの味わいのポスター。
紙サイズ 48.5cm×70cm プリント部分 39.5cm×55cm
紙にLe Dernier Criのロゴがエンボス加工してあります。
ウサちゃんのお口もと柔らく微妙なニュアンス
福岡の日仏学館における公演・上映会と、IAF* SHOPでの展示のオープニングイベントが先週末9月17日--18日、行なわれ、大勢の方にいらしていただき、会場も盛り上がりました。どうもありがとうございます。
日仏学館での上映会
IAF* SHOPにて、morookamitsuoとPakito Bolinoの共演
演奏の後のパーティ
IAF* SHOPでのLe Dernier Criの展示は今週末の25日まで、また、不慣れな企画・制作を異国で行なった功労者で、福岡在住のフランス人アーティストZEAMIのイラスト展も日仏学館で10月16日まで行なわれます。
Le Dernier Cri 創設者のひとりCaroline Suryの妊娠・出産をめぐる物語をコミック形式で綴ったもの。
抜群な記録力を持ち、子供の頃の出来事なども描いてきたカロリーヌ。アーティストとして創作を行ない、またLe Dernier Criでは事務作業も含めての出版活動をする一方で、子供を産んで育てたいという願いを密かに実行に移す…。すなわち、子供なんかに構っているよりアートと出版に全エネルギーを注ぎたいとかねてから言っているパートナーのパキートに内緒で、いつも服用していたピルをこっそりやめて、何くわぬ顔をしていたのである。
結果、カロリーヌは妊娠。しかし、それをなかなかパキートに言い出せない…、そんなところから物語は始まります。妊娠を知り、動揺し、裏切り者!と責めるパキート。ギクシャクを引きづりながらも猛烈な勢いで稼動するアトリエ、次第に大きくなるお腹をかかえて、作業を続け、一人で出産のために入院するカロリーヌ…。
アートと個人の幸せの間で葛藤をかかえる女性アーティストあるいはカップルの物語。アトリエでのLe Dernier Criの作業の様子などがリアルに描かれているのも興味深いです。
L’Associationより発行されていますが、表紙はLe Dernier Criにてシルクスクリーンで3色印刷(画像だとわかりにくいのですが、鮮やかな蛍光オレンジとイエローを使用)されています。
165mm×243mm 300部限定 サイン入り
本日、18日より初来日中のLe Dernier Criを率いるPakito Bolinoパキート・ボリノの展示SPERMANGAがタコシェにてはじまりました。
BDと日本のマンガがミックスされ、エネルギッシュに描かれたパキートのマンガ。作品は、日本でも「大発作」などの作品で知られるDavid Bを含む作家たちによって90年に発足したBDの出版社L’Associationより発行され、中はスミと黄色の2色刷りになっています。文章は英語、でもBDやマンガの要素(どこかで見たことあるようなキャラたちも登場!)が入り混じるカオス状態です。
パキートの描いた原画は、スミ1色ですが、材質の違う紙(裏には鉛筆のデッサンが描かれていたり、シルクスクリーンの試し刷り?があったり)を自分で適当な大きさにざくざくとカットして、枠線もページごとに大きさが違っていて、マンガ専門の原稿用紙なんかに慣れた目には、そのプリミティヴな手法にびっくり。クロスばりの上製本になった出版物からは思いもよらない、紙から切り方から描き方まで、すべてがワイルドなオリジナルをぜひぜひ見てみてください。(このワイルドさに匹敵するカオスなオリジナル原稿は根本敬さんくらい?)
パキートがアートディレクションを担当しているLe Dernier Criの本や関連書籍もたくさん入荷しています。手にとってご覧いただけるようにしているのと、来日記念と円高還元とでお安くしてますので、ぜひこの機会にご覧ください。このブログの各本のタイトル部分をクリックするとオンラインショップでお買い物もできます!(今後も追加の予定、品切れになった場合はご予約を承ります)